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Webフォントの扱いについて
はじめに
昨今のWebサイトでは『Webフォント』が使われることが一般的になってきました。
以前は凝ったタイトルやナビゲーション等、デザインを重視したい時には画像データを設定していましたが、Webフォントの種類が増えた現在では、これらの装飾的な要素の強い文字もテキストデータとして表示できるようになりました。
テキストデータですと、文字の修正や追加するときにすぐに対応できます。
そんな便利なWebフォントですが、扱い方に注意が必要です。
TARPで使っているWebフォント
このサイトでは実際に2種類のWebフォントサービスを使っています。
Webサイトのデザイン・構築する場合でも上記のフォントサービスをメインに制作を進めています。
気を付けるポイントとは
デザインの段階から使うフォントの「ライセンス」について規約を確認することはとても大切です。
Webフォントのサービスや無料・無償の種類により規約は様々あるのですが、Webサイトのデータそのものをお客様にお渡しする場合に問題が発生することがあります。
各フォントサービスの利用規約や利用制限をしっかり確認しデザインの段階から使うフォントの選定が必要となってきます。
取り扱いのルール
TARPで使っているWebフォントに関しては、規約を確認する限りでは以下の認識で良いかと思います。
Adobe Fonts
お客様のサイトでAdobe FontsをWebフォントとして使う場合は、お客様のアドビアカウントが必要。
「Creative Cloud」無償プランだけで使えるフォントもありますが、フォントによっては有償プランを契約する必要があります。
有償プランで使えるフォントを使っていて、有償プランの継続ができなかった場合は設定しているWebフォントは無効となります。
契約が難しい場合は、コーディング時にテキスト部分を「画像データ」として使うことは可能です。
参考: フォントのライセンス
Google Fonts
オープンソースのため、自由に使うことが出来ます。
お客様のWebサイトを構築する場合でもお客様側でのアカウントの設定等は必要はありません。
参考: Google Fontsについて
おわりに
Webフォントによっては、ページビュー数での制限があったりと各サービスで様々な規約があります。
規約も更新されていくものですので、定期的に確認することが大事です。
お客様のご希望のフォントがあれば対応することは可能ですが、事前に「Webフォントとして使えるか?」「使用時の制限・規約」をしっかり確認した上で判断させていただきます。
最近はGoogle Fontsが便利すぎて頻繁に使っています。